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BLマンガ読書日記ときどき脱線

日々の癒しにたしなんでいるBLコミックの感想や紹介をしていきます。たまにハーレクインとか、脱線する時も。

BL「は」行

16 7月

「麻実くんはガチ恋じゃない!1」ひととせはるひ

ピクシブで掲載されていたのが、ピクシブコミックスで連載になり、とうとう紙の書籍として発売されたwebマンガ「麻実くんはガチ恋じゃない」の1巻です。

まだまだ無名の若手舞台俳優の高良と高良一筋で応援し続ける朝実くんの恋?のお話です。


 

舞台俳優と一ファンということで、なかなか進展しない。そもそも舞台上と客席なので接触がないんですよね。

最初は舞台上で演じる高良に惚れた麻実くんのおっかけから始まり、高良が女性が多い観劇の中で劇場に通う麻実くんに気付き、彼が自分のファンだと気付いて喜んでいる高良のすれ違いラブコメディといった感じ。

麻実くんがほんとに一生懸命で、高良がSNSに投稿したらすぐにコメント入れたり、ファンレターの2割が麻実くんからだったり、それだけ積極的に応援しているのに、高良からは絶対認知されてるわけないと思ってるところが純粋でマンガ読んでる中でも麻実くんがんばれーって応援したくなる。

高良のほうも麻実くんのSNSをこっそりチェックして、ファンレターをたくさん送ってくれたら試験が終わって一段落って書いてたとか逆おっかけっぽかったり。

1巻後半では初めての接触イベント「握手会」と「チェキ撮影会」があって、ようやくふたりが接触となったけど、ファンイベントの中で何が進展するわけでもなく。

麻実くんが自分が地味で目立たないから高良に認知されてるわけないと思い込んでいるから、高良が何しようとぜんぜん麻実くんに通じてないんだけど、それが見守る方からするとじれったい。

でも、直接会ったってことから少しずつ発展しつつあり、待て次巻!ってとこで1巻は終わってしまったので、早く続きが読みたいです。

高良のマネージャー加賀美と麻実くんの友人の政時も、政時のバイト先のカフェの常連が加賀美で、麻実くんもそのカフェでバイトを始めて実は高良と麻実くんの接触より前に加賀美と知らずに接触していたり、この先どう進んでいくのか楽しみ。

政時と加賀美も何かしら発展しそうだし。

まだぜんぜんBLじゃないけど、これからどうBLになっていくのか期待大です。

pixivコミックスでは番外編も掲載され、加賀美、政時、別の俳優推しで麻実くんによく声を掛けてくれる渋谷さんの三者三様の接触イベント時のこぼれ話でした。
11 7月

「かえるの★プリンスさま」ぱんこ

最近、番外編が電子配信されたことで、読み直した「かえるの★プリンスさま」です。

声がコンプレックスで積極的になれない青野と、イケメンで仕事もできる後輩の香坂のラブコメディです。


かえるの★プリンスさま【電子配信限定描き下ろし短編付き】著者:ぱんこ

とにかく青野がネガティブで、人前に出ない部署から営業に異動になったことから余計に萎縮しちゃって何やってもうまくできないってところに、青野が別部署にいたころから一生懸命なところとかに惹かれて青野に思いを寄せる香坂 がぐいぐいくるんだけど、その押しに押されて転んだりぶつけたりで満身創痍。

しかも香坂が告白してもそんなことあり得ないと思い込んでいるので、からかってるとしか思えないとか。

一生懸命青野を追っかける香坂も自分の気持ち全否定で落ち込み・・・でも出来る男はこんなことで諦めないのです。

自分に徹底的に自信がない青野だけど香坂といる内に少しずつ前向きになれて、いつの間にか公私ともに充実したサラリーマン生活になれてめでたし。

気楽に読めるどたばたラブコメなんだけど、結構好きで定期的に読み返してます。



「かえるの★プリンスさま 番外編 プリンスさまの杞憂」著者:ぱんこ

そして番外編では恋人になった青野と香坂の日常や、青野にスキンシップが激しい同僚の柳に香坂が嫉妬するお話。

かえるの青野はずいぶん精神的に成長したのに、プリンス香坂はどんどん心が狭くなってる?

青野がどんどんかわいくなっちゃうから香坂は心配なんですよね。

あんまりイケメンすぎるより、ちょっと残念なところがある方が人としての魅力はあるということでよしとしましょう。




22 3月

「世田谷シンクロニシティ」本郷地下

つらつらと好きなBLコミックについて語るブログです。
内容によってはネタバレを含みますのでご注意ください。

作者が本郷地下さんと知り、迷わず購入しました。




「世田谷シンクロニシティ」著者:本郷地下


それは同じ作者のこちらの話が大好きだから。
「ふくふくハイツ」です。




「ふくふくハイツ」著者:本郷地下

人間に化けることができるイタチ科テンのマルと、人間の男の子スナオのお話。
ふたりの何気ないけど楽しい同居生活に、出会いと逃避行?
とにかく読んでいてほっこりする日常生活が優しく描かれています。

BL未満だけど、ふたりがお互いのことを大切に想っていることが伝わってくる大好きな作品のひとつ。


さて、世田谷シンクロニシティの話に戻りますが、
表紙の高史(たかふみ)は好きになるのは女の子なのに、男にしか欲情できないことに悩んでいる大学生で、バイト先のカフェによく来る男性が気になっている。

恋人の舞(女性)の転勤のため同居から学校の寮へ移るが、同室になったのがカフェでいつも見かけていた男性、深町だった。

シリアス度 ★★☆☆
H度 ★★☆☆

シンクロニシティとは意味のある偶然の一致のこと。
高史は寮で深町と同室になって以来、あらゆるバイト先や学校の授業で深町と一緒になりお互いのことを知っていく。

表紙の泣き顔は高史の悩みやどうにもできないつらさ。ラストシーンにつながっていきます。

体質のことを知りながらゆっくり進もうと恋人になってくれた舞を好きで大切にしたい気持ちと、深町と越えてしまった身体の関係。

舞を裏切っているという罪悪感、今まで好きになった女の子たちに応えられなかった悲しみ、自分が何者なのかわからず周りを傷つけていることに悩んでいる高史はせつない。

高史と同じ呼び方の幼馴染の貴史(たかふみ)を好きで、でも言えなくて友達として会いつづけてる深町もせつない。

悩んで迷って傷ついて傷つけて、わからないながらも区切りをつけて新しい一歩を踏み出したふたり。

ふたり一緒の未来が明るいものでありますように。

描き下ろしの数年後は、アナグラムのお話。
ふたりの名前もシンクロニシティしてたんですね。
もう完全にお互い運命を感じたことでしょう。





27 2月

「恋かもしれない」波真田かもめ

つらつらと好きなBLコミックについて語るブログです。
内容によってはネタバレを含みますのでご注意ください。

波真田かもめ先生の「恋かもしれない」はフルールコミックスのwebサイトで連載されていました。
3巻まで発売されていて、これで完結です。











年下の大学生と、ゲイで書籍の校正をしている社会人との出会いから始まるお話です。

これはフルールのwebサイトで連載中から読んでいました。
本文中には別の言い方で表現されるのですが、フルールの紹介ページにあるフレーズがとても好きです。

「こっそり生きてこーよ、ふたりで。」

このフレーズだけ見てもそれほど特別には思えないかもしれないけど、作品を読んでいくとこの言葉がすごく響いてきます。

シリアス度 ★☆☆☆
H度 ★★☆☆


ーーここからネタバレもありますーー




失恋して沖縄の離島に勢いで行った踊場と、踊場が海に落ちそうになったりふらついて倒れたところを助けてくれた弥生。
踊場が死のうとしてるんじゃないかと心配してくれた弥生に、踊場はゲイで失恋したこと、もう恋なんていらないと自分の身の上を話すことで楽になる。

踊場は二度と会うこともないし弥生の声が心地良くてついいろいろ話してしまうのですが、東京に戻ってまた弥生に会ってしまうんですね。

そして年上だと思ったらまさかの年下でしかも大学生。
もう二度と会わないようにしようと思いながら、行く先々でばったり会ってしまう。

弥生のことは気にしてないつもりでも、弥生とHしている夢を見てしまった踊場は単なる欲求不満なのか、実は弥生のことが気になっているのか。

弥生の方はまだ踊場が失恋を引きずっていると思っているので、つい気にかけてしまう。
いろいろ言ってくる弥生につい「俺の性欲を満足させられるのか」と売り言葉に買い言葉で言ってしまったことからセフレの関係が始まります。

思いがけず弥生の初体験の相手になってしまった踊場は、ゲイではない弥生に本気にならないように自制しようとするのに弥生の方はどんどん踊場にはまっていく。

なにもかもとっぱらってしまえば二人は相性も良くお互いを好きになっているのに、それができなくてすれ違ったりケンカをしてしまう過程がじれったかったりします。

弥生はまっすぐに踊場に向き合ってくるけど、踊場はいままでの経験があるだけに考えすぎて素直になれないところももどかしいけど、少しずつ少しずつ逃げられなくなって離れられなくなっていくのが読みポイントかな。

弥生の成長と、踊場がなんだかんだ理由をつけて認めないようにしていながら結局弥生を受け入れていくところ、そんなふたりのやりとりに引き込まれる話です。

波真田かもめ先生の作品は、ゆっくりゆっくり時間をかけてふたりが恋をしていく過程が優しく描けていて好きです。

この「恋かもしれない」は優しい気持ちで読める作品で、読み終えた後にきっとふたりこのまま幸せに生きていくんだろうなと想像してしまいます。

最後に踊場が「弥生を好きになってよかった」って思えてよかった。

ほかにも弥生の先輩で同じくゲイの篠先輩とか、踊場があこがれていた作家の木地先生といった個性が強い脇キャラの活躍もまだまだ読みたかった。

優しくて、幸せな話。大好きです。また番外編とか描いてくれないかな。

3/1までですが、電子書籍サイトではフルール3周年フェアをやっていて、一部のコミックスが無料または50%オフで購入できますよ。

「恋かもしれない」も一部対象になってます。








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