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BLマンガ読書日記ときどき脱線

日々の癒しにたしなんでいるBLコミックの感想や紹介をしていきます。たまにハーレクインとか、脱線する時も。

BL「な」行

31 5月

「酷くしないで」第8巻が8月9日に発売決定したようです

ねこ田米蔵先生の「酷くしないで」の最新刊が発売決定しましたね。
発売日は8月9日で第8巻になります。

同時に特典情報も発表されてました。

私はこれは紙本で買っているので、引き続き紙本で買うつもりです。
あとは特典付きにするかどうかをしばらく悩むかな。







酷くしないで(8) アニメイト限定セット【真矢くまめいと付き】

他にも、とらのあなやコミコミスタジオ、ビーボーイ応援店などで特典が付くようです。

電子書籍も順次配信予定とのことで、電子派の方もあまり待たずに最新刊を読めそうですね。
3 3月

「恋する鉄面皮」中田アキラ

つらつらと好きなBLコミックについて語るブログです。
内容によってはネタバレを含みますのでご注意ください。


中田アキラ先生の「恋する鉄面皮」はリーマン同士のお話で、電子書籍は電子限定で2ページのおまけまんががついてます。



恋する鉄面皮【電子限定おまけ付き】著者:中田アキラ

私は結構幅広く読む方だと思うのですが、高校生ものと社会人ものとどちらが好きかと聞かれたら、社会人同士のお話の方が好きです。

なぜかというと、高校生同士って卒業して大学行って社会人になってと環境がどんどん変わり周りの人もどんどん変わり、その間に新しい別れや出会いもあるのでハッピーエンドでも卒業後どうなるんだろうとか考えちゃうんです。

私はハッピーエンドになったら添い遂げてほしいと思ってしまうので、社会人同士だとそのままずーっと一緒に暮らしていってくれそうに思えて、より幸福感を味わえるからなんですよね。

といっても高校生同士でも好きな話はたくさんありますが。

話が逸れてしまいましたが、というわけで今回は?今回も?リーマンものの紹介です。


シリアス度 ★☆☆☆
H度 ★★☆☆


ーーネタバレ気を付けてくださいーー


入社4年目で営業部エースの北川は、実は赤面症で引っ込み思案。だからこそと仕事を必死に頑張ったら、笑顔の仮面を作れるようになり成績トップのできる男に。でも中身が変わったわけではなく、赤面症はひどくなる一方。

気持ちを落ち着かせるため、部署から遠いトイレで休憩を入れるのが日課(←これ、かつて私も同じことしていたのでめちゃ共感部分)だったが、1個しかない個室に駆け込む開発部の夏目とたびたびバッティングしてしまう。
会うたびきつい言い方をされるため嫌われてると思っていた北川だったが、実はゲイの夏目は彼のことを気に入ってたんですよね。

北川が取引先の接待で開発部の人間に声をかけたらちゃっかり夏目が参加して、・・・るわりにはやっぱり北川になぜかにらみをきかせる夏目。

でもちょっとしたやりとりから夏目に対しての見かたが変わっていく。

そんな折、北川に異動命令が出て営業部から企画部に。
今まで外回りが多くなんとかしのげていた赤面症が、女性の多い部署で社内滞在時間まで増えてピンチと思いきや、夏目のいる開発部と部屋が隣とわかって、一気に北川が夏目に懐き急接近。

北川は夏目といると素になれると懐いていくが、北川のことが好みのど真ん中である夏目にしたら嬉しいけど困る的なやりとりがいいです。

お互いきっちり仕事をこなしながら、その中で距離を縮めていく感じが好きですね。
後輩のミスから一緒に残業することになり、夏目が信頼する相棒の富田の立場を羨ましく感じてしまったり。

この同僚の富田さんがまたいい味を出してるんですよ。
夏目がゲイということや夏目の好みのタイプが北川ということも知っていて、後押ししてくれたりする。

その富田さんはいきつけのバーで自分の浮いた話は何もないし、テキトーに遊んでるだけとマスターにカラカラ笑っていますが、なんかマスターの視線やしぐさに何か感じるんですけど!と読んだ時に思っていたら、現在雑誌の方ではこの富田さんのお話が連載中とか。

そちらも楽しみです。

北川と夏目も心の中で思っていたことをお互い伝え合ってハッピーエンド。

大きな出来事とかがあるわけではないですが、接待があり異動あり社食あり残業ありとサラリーマンの日常の中でふたりの恋が進展していく過程が丁寧に描かれていてよかったです。







20 2月

「雛鳥は汐風にまどろむ」南月ゆう

つらつらと好きなBLコミックについて語るブログです。
内容によってはネタバレを含みますのでご注意ください。

南月ゆう先生の最新刊「雛鳥は汐風にまどろむ」です。





表紙だけ見てイメージすると、歳の離れた兄弟とお兄ちゃんの彼のように見えるのですが、内容はそこそこヘビーです。
現在進行形の話はそれほどではないのですが、それぞれの抱える過去が・・・ね。

登場人物は、事故で両親と姉を亡くした勇一(真ん中の人物)と姉の息子で甥の歩。引っ越し先で出会った陵の3人です。

<あらすじ>
事故で両親と姉を亡くしたため、甥の歩を引き取って育てることになった勇一は、海辺のある町へ引っ越し新たな生活をスタート。近所の惣菜屋に立ち寄った二人は、そこで陵に出会う。人当たりのいい陵とすっかり常連になった勇一と歩。ある日、勇一は歩を育てていくことへの責任感から歩を叱り、歩が家を飛び出してしまう。落ち込む勇一に「ちゃんと向き合え」と背中を押してくれる陵だが、目の前で勇一と歩の絆が深まるところを見て、陵の中にある感情が湧き上がってきて・・・


シリアス度 ★★★☆
H度 ★★☆☆

一番の見どころは歩くんでしょうか。
南月先生の描く子供は、ほんとうにかわいい。
私は特に目の描写が好きです。
子供時代の陵もかわいいけど切なすぎる。


---ここからネタバレが含まれます---



冒頭、陵が海辺を歩きながらあるものを「みつけた」と、日にかざします。
これが始まりで、すべてがこれに帰結していくストーリーです。

これはシーグラスというもので、本編中では、
もとは割れたガラスだけど何年も海の波にもまれて少しずつ角が削れて丸くなるんです。
どこから来てどれくらいの年月を経てここに流れ着いたのか・・・
そんな風に想いを馳せる愛好家も結構いてね、海の宝石なんていう人もいる

と陵が説明して、そこで見つけた上質のシーグラスを勇一にプレゼントします。

歩は勇一に内緒で一人海辺でシーグラスを拾い続ける。
そこで陵と二人で過ごす時間が増え、陵は自分の境遇と歩を重ね合わせる。

陵にとってはシーグラスは母親との宝探しのきれいな思い出。
母親の病気による別れや親族から虐げられて育てられたこと、それから誰にも愛されず誰も愛さず殺伐と生きてきたのが、勇一と歩に出会ったことで揺らぎ始める。

陵と歩の違いは、陵には愛情を注いでくれる家族がいなかったけど歩には勇一がいること。
歩が内緒でシーグラスを集めていたのは勇一のため。

勇一は歩を育てていくことに責任感やら不安やらいろいろ抱えて、お互いに相手に嫌われたくないと腫れ物に触るみたいに接していた。
でも陵のおかげでお互いの大切さや相手の気持ちに気付くことができた。

純粋な愛情でお互いを思いあう二人を見て、陵は「自分も勇一に育てられていたなら」「勇一が欲しい」と思い始めていく。

過去の陵は、人の幸せを欲し、奪っては興味をなくしを繰り返してきた。
でも勇一が欲しいと思っても歩が悲しむのは見たくないと思いとどまったのは、陵も勇一と歩のおかげで変わることができたんですね。

愛情は分け与えて減っていくのではなく、愛することで何倍にも増えるもの。
勇一は歩も陵もふたりとも愛してくれるよ、ということに陵が気付くことが出来て救われたのでしょう。

描き下ろし番外編「after story」
歩が友達の家にお泊りの日の勇一と陵の様子。普段は人当たりのいい大人な陵がふたりになると子供っぽくなったり嫉妬深くなったり・・・

電子書籍には電子限定描き下ろしSSが付いてます。
3年後のお話です。陵の仕込みを手伝う歩が成長してます。勇一が歩の作る玉子焼きを世界で1,2位を争う美味さだなと言ってくれると歩が自慢するのに対抗する陵みたいな?

カバー下はあとがき+イラストと、1Pまんがのタイトルが「雛鳥のララバイ」3人で川の字で寝るとこうなるという話。






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