つらつらと好きなBLコミックについて語るブログです。
内容によってはネタバレを含みますのでご注意ください。


「86万円の初恋」著者:ロッキー

読み始めの印象とストーリー展開、ラストにギャップのあった作品でした。
大きな出来事はないけど日常の中で少しずつ距離が近づいていく話は好き。

こういう話は読後が穏やかな気持ちになれるので寝る前に読むのが好きですが、良質な睡眠のためには寝る前にスマホやタブレットの画面を見るのは良くないので結果どうなんだろと思ったりもします。

長髪美形の派手な佐藤陽と黒髪メガネの地味な喜屋武真理の出会いは、通りで喜屋武が佐藤のコートにコーヒーをぶちまけたこと。

そのコートの値段が86万円で、86万円分の弁償の代わりに喜屋武の家に佐藤が居座るってところから話が始まり恋をするんだけど、それが初恋ってことですね。

住んでもいいけど同衾はしないって条件だったのに、そのうちキスをするようになって同じベットで眠るようにもなって、少しずつ喜屋武のテリトリーに浸食していく佐藤と無防備にそれを許していく喜屋武。

抵抗もなく自分を受け入れてくれる喜屋武に、疑問を抱きながら溺れていく佐藤の様子が見どころでしょうか。

思わぬところで喜屋武の過去に触れることになったり悩み多き佐藤でしたが、わりと淡々としている喜屋武に振り回されているような救われているような佐藤なのでした。

本筋には関係ないけど、佐藤の長い髪を巻いたり編んだりアレンジするのが楽しい喜屋武がかわいかった。
おまけページの「サロン・喜屋武」はくすっと笑えるかわいいふたりで読後感さっぱりです。