つらつらと好きなBLコミックについて語るブログです。
内容によってはネタバレを含みますのでご注意ください。

初読み作家さん。
表紙が雑誌の表紙みたいで目を引きました。



「SWEETと呼ぶにはまだ早い」著者:麻酔

見ての通り、パティシエ同士のお話です。
ケーキの絵がいっぱい出てきます。
とてもおいしそう。カラーページのケーキも絶対おいしい。

個人的に食べ物と花の絵が繊細できれいな作家さんが好きです。

突然、同棲中の彼女から好きな人が出来たから出て行ってほしいと追い出された香川。
泊まり先に悩んでいるところに職場の後輩の芳賀が通りかかり、行きがかり上泊まらせてもらうことに。

始まりは唐突な同居からですが、その後はプライベートや仕事を通してふたりの距離が近づいて・・・なかなか近づいて行かないんですよね、これが。

香川は優秀なパティシエで仕事はできるが、私生活はわりとポンコツぎみ。
ケーキ馬鹿で人の名前や顔を覚えるのも苦手。

芳賀は過去に香川に会ったことがあるらしく、それとなくそのことを匂わすけど香川は全然気づかない。

パティシエが煙草を吸うなと言う香川にタバコ辞める代わりにキスさせてくださいと迫ったり、初めて会った時のように眼鏡を掛けて見たりと努力するも通じず。

はっきりとどこで会ったと伝えても、会った覚えないし人違いと一蹴。

途中までほんとに芳賀が不憫でした。

結局最後までしっかりと思い出さなかったのかな。
でも芳賀のがんばり勝ちってことで。
思い出してもらえなくても、今の自分を好きになってもらえたならそれでいいよね。

描き下ろしでふたりの出会いが描かれていますが、香川さん適当だなーということと芳賀は香川に近づけるまで頑張ったんだなということがよくわかりました。

いつか独立してふたりでケーキ屋をやるといいですね。