mio7k

BLマンガ読書日記ときどき脱線

日々の癒しにたしなんでいるBLコミックの感想や紹介をしていきます。たまにハーレクインとか、脱線する時も。

2018年07月

19 7月

「トワイライト・アンダーグラウンド」秋平しろ

秋平しろ先生の新作「トワイライト・アンダーグラウンド」と「トワイライト・アンダーグラウンド+」は、2冊同時刊行みたいですね。

表紙は日常の一コマが散りばめられていて、ポップなテイストでかわいい。

2冊とも電子書籍で買っちゃったけど、紙の本で1シーン1シーンをじっくり細かく見たかったなと後から思いました。


「トワイライト・アンダーグラウンド」著者:秋平しろ




「トワイライト・アンダーグラウンド+」著者:秋平しろ

表紙ではとても仲良さそうな、ライブハウスの店長北山と、大学生バイトの古川。

でも最初は古川は北山に嫌われてるんじゃないかというぐらい愛想悪くされてて、周りも仲悪いのを認めるくらい。

でも、偶然北山がゲイということを知ってしまって、自分に冷たいのは好意の裏返しなんじゃないかと思った古川が北山に懐き始め、北山も態度を軟化してくるからもっともっと知りたいと古川が北山の懐に入り込もうとしすぎちゃうんですよね。

北山からしたらゲイってことを知られているわけだから、からかわれているのかもしれないと疑ってもしょうがない。

古川は人当たりが良く見た目も好かれる雰囲気で、人から嫌われるってことがなかったから北山のことが気になってしまったわけだけど、何の悪意もなくノンケにぐいぐい来られたら、そりゃ警戒するわっていう。

でも北山はそういう古川の明るく翳りのないところを好きになってしまったのかな。

北山を傷つけ嫌われてしまったと落ち込む古川と、どんどん様子がおかしくなっていく古川にどうしたらいいのか悩む北山。

北山の元カレの出現で古川が本当の気持ちに気付くきっかけになったけど、お互いに好きってことがわかってめでたしめでたしじゃないんですよね。

北山がめっちゃ慎重で臆病で、周りを頼ったり相談したりが苦手で、なんでも一人で抱え込んじゃうから、古川に対しても踏み込めずにネガティブな思考に陥ってしまってる。

幸せラブラブかと思いきや、なかなか一線を踏み込んでこない北山に不安を感じ始める古川のすれ違いが、お互いの家庭環境の違いなども浮き彫りになって、別れ話に・・・。

でも恋愛はひとりでするんじゃなく、ふたりでするんだから、一方が一方の気持ちや未来を決めつけちゃだめですよね。

ふたりの未来はまだまだこれから。

いつかまたふたりの未来の様子が1シーンでも見れたらいいな。








16 7月

「麻実くんはガチ恋じゃない!1」ひととせはるひ

ピクシブで掲載されていたのが、ピクシブコミックスで連載になり、とうとう紙の書籍として発売されたwebマンガ「麻実くんはガチ恋じゃない」の1巻です。

まだまだ無名の若手舞台俳優の高良と高良一筋で応援し続ける朝実くんの恋?のお話です。


 

舞台俳優と一ファンということで、なかなか進展しない。そもそも舞台上と客席なので接触がないんですよね。

最初は舞台上で演じる高良に惚れた麻実くんのおっかけから始まり、高良が女性が多い観劇の中で劇場に通う麻実くんに気付き、彼が自分のファンだと気付いて喜んでいる高良のすれ違いラブコメディといった感じ。

麻実くんがほんとに一生懸命で、高良がSNSに投稿したらすぐにコメント入れたり、ファンレターの2割が麻実くんからだったり、それだけ積極的に応援しているのに、高良からは絶対認知されてるわけないと思ってるところが純粋でマンガ読んでる中でも麻実くんがんばれーって応援したくなる。

高良のほうも麻実くんのSNSをこっそりチェックして、ファンレターをたくさん送ってくれたら試験が終わって一段落って書いてたとか逆おっかけっぽかったり。

1巻後半では初めての接触イベント「握手会」と「チェキ撮影会」があって、ようやくふたりが接触となったけど、ファンイベントの中で何が進展するわけでもなく。

麻実くんが自分が地味で目立たないから高良に認知されてるわけないと思い込んでいるから、高良が何しようとぜんぜん麻実くんに通じてないんだけど、それが見守る方からするとじれったい。

でも、直接会ったってことから少しずつ発展しつつあり、待て次巻!ってとこで1巻は終わってしまったので、早く続きが読みたいです。

高良のマネージャー加賀美と麻実くんの友人の政時も、政時のバイト先のカフェの常連が加賀美で、麻実くんもそのカフェでバイトを始めて実は高良と麻実くんの接触より前に加賀美と知らずに接触していたり、この先どう進んでいくのか楽しみ。

政時と加賀美も何かしら発展しそうだし。

まだぜんぜんBLじゃないけど、これからどうBLになっていくのか期待大です。

pixivコミックスでは番外編も掲載され、加賀美、政時、別の俳優推しで麻実くんによく声を掛けてくれる渋谷さんの三者三様の接触イベント時のこぼれ話でした。
13 7月

7/26まで「花鳥風月7」の電子配信スタートで既刊キャンペーン

志水ゆき先生の「花鳥風月7巻」の電子配信が各電子書籍サイトで始まりました。

配信記念ということで、既刊6冊がキャンペーン値引き中です。





対象は、「花鳥風月」の1巻~3巻と、





「是」の1巻~3巻です。



「是」は全11巻あって1巻と11巻ではかなり絵柄が変わっていますが、1巻から読みごたえあり。

まだ「花鳥風月」が途中なのであれですが、私はどちらかというと「是」のほうが切なさとか愛しさとかがより深く感じられて好きです。

それは「是」は人と紙様という命の理が違うもの同士がための宿命もあり、完結した今でも人として死にゆく時に彼らはどうするんだろう、紙様は自分の生をどうするんだろう、彼らの行く末を手に取るたびに考えてしまうからなのかな。

同じ時を生きる人同士の行く末は自分でも納得できるけど、同じ時を生きながら人と紙様という違う命を生きている彼らの行く末が幸せなものであってほしいと・・・。

なーんて、つい深く考えちゃったりして。

志水ゆき先生の作品はどれも人間ドラマがしっかり描かれていて、それぞれのキャラクターについ感情移入をしてしまいます。

もし読んだことがない方がいたら、「是」もおすすめです。




 
11 7月

「かえるの★プリンスさま」ぱんこ

最近、番外編が電子配信されたことで、読み直した「かえるの★プリンスさま」です。

声がコンプレックスで積極的になれない青野と、イケメンで仕事もできる後輩の香坂のラブコメディです。


かえるの★プリンスさま【電子配信限定描き下ろし短編付き】著者:ぱんこ

とにかく青野がネガティブで、人前に出ない部署から営業に異動になったことから余計に萎縮しちゃって何やってもうまくできないってところに、青野が別部署にいたころから一生懸命なところとかに惹かれて青野に思いを寄せる香坂 がぐいぐいくるんだけど、その押しに押されて転んだりぶつけたりで満身創痍。

しかも香坂が告白してもそんなことあり得ないと思い込んでいるので、からかってるとしか思えないとか。

一生懸命青野を追っかける香坂も自分の気持ち全否定で落ち込み・・・でも出来る男はこんなことで諦めないのです。

自分に徹底的に自信がない青野だけど香坂といる内に少しずつ前向きになれて、いつの間にか公私ともに充実したサラリーマン生活になれてめでたし。

気楽に読めるどたばたラブコメなんだけど、結構好きで定期的に読み返してます。



「かえるの★プリンスさま 番外編 プリンスさまの杞憂」著者:ぱんこ

そして番外編では恋人になった青野と香坂の日常や、青野にスキンシップが激しい同僚の柳に香坂が嫉妬するお話。

かえるの青野はずいぶん精神的に成長したのに、プリンス香坂はどんどん心が狭くなってる?

青野がどんどんかわいくなっちゃうから香坂は心配なんですよね。

あんまりイケメンすぎるより、ちょっと残念なところがある方が人としての魅力はあるということでよしとしましょう。




10 7月

「十二支色恋草紙」待緒イサミ

「十二支色恋草紙」は干支をテーマにした現代ファンタジーです。

神様や動物ものは結構あるけど、干支は面白い題材だなと思いました。

全3巻で十二支それぞれが1話ずつあります。



「十二支色恋草紙」著者:待緒イサミ


神使のお休み処の宮司を務める正隆はひと月ごとに順番に干支の憑代になるという性質で、その時起こるトラブルに干支の性質が絡んで、憑代になっている正隆が干支の性質に引っ張られてそれに恋人の胡太郎が振り回されるという、話も進みながら毎話違う展開を見せてくれるところも面白いです。

胡太郎は猫を祀る神社の息子で、お社が雷で焼けてしまったため、再建できるまで自分と社の御祭神である猫のコマを受け入れてくれる場所として正隆のいるお休み処を訪ねるところから始まります。

そこから、なぜ胡太郎がここを訪ねてきたのか、正隆がなぜお休み処の宮司になったのか、などのストーリー展開をうまく取り混ぜながら、話が進んでいきます。

十二支といえば、ねずみが猫をだましたため猫は十二支に選ばれず、ねずみは牛に乗って最後にそこから降り一着でゴールしたことで十二支の順番が決まったといわれていますよね。

それはこの「十二支色恋草紙」でも取り上げられ、猫を恐れ自分を卑下するねずみと、ねずみを許せない猫という対立から、ねずみ憑きの正隆と猫憑きの胡太郎の恋をからめて描かれてました。

ねずみと猫は歩み寄り、正隆と胡太郎の関係も一歩進んでめでたしめでたし。

わたしがねずみ年生まれなので、ねずみの回を取り上げてみましたが、どの干支の話もストーリー展開がしっかりしていて面白いです。

絵もすごくきれいで、十二支の動物姿がすごくかわいい&かっこいいし、人型バージョンもかわいい&かっこいい!

絵がきれいで話が面白くて1話1話しっかり描かれているので、読みがいがあります。

これは3巻で完結しているのですが、続編もでていて正隆と胡太郎のいちゃラブと神使たちの姿がまた見れるのは嬉しい。


十二支色恋草子~蜜月の章~(1)【電子限定おまけ付き】著者:待緒イサミ

ますます仲良しの正隆と胡太郎に、十二支も揃い踏み、さらに新しい神獣たちも登場でなかなかの大所帯になってきてますね。


 
ギャラリー
Amazonライブリンク