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BLマンガ読書日記ときどき脱線

日々の癒しにたしなんでいるBLコミックの感想や紹介をしていきます。たまにハーレクインとか、脱線する時も。

2018年06月

14 6月

「放課後のYくん」重い実


重い実さんは、もともとピクシブに投稿されているのを読んでハマって、
作家買いしている作家さんのひとりです。

今回は新刊の「放課後のYくん」です。



「放課後のYくん【特典ペーパー付】」著者:重い実

 
表紙やタイトルがちょっとアレっぽいですが、エッチなことしてるシーンも多いですが、それに反してなのか相まってなのか、相手のことを強く思う気持ちや真剣さがしっかり描かれているところに惹かれます。

表紙の子は横井くんで、相手が吉岡くん。ふたりともがYくんです。

理系男子校の同級生である二人は、しょっちゅう吉岡の家で放課後に勉強していて、ある日勉強のし過ぎから「唇の柔らかさは男女で変わらない」という理系的発想から、なぜかキスしてしまうんですよね。

そこからどんどんエスカレートしていくんだけど、吉岡は自分達も横井に教えてもらいたいと言う同級生を牽制したり、横井も吉岡の行動に意味を探したり、勉強のし過ぎなんだと言い訳しながらも深みにはまっていくのを留められない。でもお互いに気付いていないから、変に理由づけしたり、はぐらかしたり必死!

そこの感情表現の描き方がすごく好きです。

駆け引きとか、打算とか、考えたこともない、そんな余裕もない、真っ直ぐに想いを伝える若さ。

その若さで突き進みながら、いずれ大人になって自分しか知らない魅力を周りが気付いたら・・・と不安にもなる不安定な時期だからこその(こいつの魅力にずっと誰も気づかないでいろ!)と強く思ってしまう若さ。

そんな高校生の必死な恋愛が描かれた作品です。

おまけページは、吉岡について的な1Pまんがでした。必死すぎる吉岡!理解ある同級生たち?でよかったね。






12 6月

「こんな悲しい恋をするはずじゃなかった」雪居ゆき

6月の楽しみにしていた新刊のひとつです。

ほかの記事でも書いていますが、「俺の人魚姫」で攻めの悠馬の友人であり、受けの道雄を気に入りアプローチするものの振られてしまった柏原が主役のお話です。

と思っていたら、冒頭で「柏田さん」と呼ばれていたので、ずっと柏原が主役だと思っていたのに違った???と一瞬焦りましたが、「別れさせ屋」をやる時の偽名が「柏田」でした。

サラリーマンの傍ら裏稼業として別れさせ屋をしている柏原に簡単に稼げる仕事の依頼があり、そのターゲットとして出会った朽葉(くちば)との恋の物語です。




「俺の人魚姫」が童話の人魚姫のような想いを抱くものの、ストーリーは現代の、実際にあってもおかしくない現実的な話でした。

本作も脇役が主役になり、同じ世界での話なので、現実的な話だと思っていたら、ファンタジー要素が入っていて驚きました。

人魚姫は悲しい思いをするけど、道雄はとりあえず幸せになれました。

では、柏原と朽葉はどうなのでしょう。

タイトルの「こんな悲しい恋をするはずじゃなかった」とは、柏原の気持ちです。朽葉も悲しい思いをたくさんしています。

それは朽葉が何者なのか、ということに起因します。
そして、柏原がそれを受け止めることができるのかにかかってきます。

バッドエンドではありません。

でも、単純に全部解決してハッピーエンド!でもないです。

悲しい思いもするから強くもなれるし、恋をすることを素晴らしく感じるし、相手を深く愛することができる。

軽薄で遊び人を気取っていた柏原が見つけた本気の恋、本当の愛のかたちがどんな道をたどるのか、が読みどころではないでしょうか。

7 6月

「及ばぬ恋は馬鹿がする」鮎川ハル

今日ご紹介するのは、地味メンとイケメンの同級生再会ものです。




「及ばぬ恋は馬鹿がする」著者:鮎川ハル



ちょっと切なく、はらはらしつつ、最後にくすっと笑えるようなお話です。

高校時代に地味グループだった潤と、リア充グループだった洋平の共通点は、趣味の音楽鑑賞。
それがきっかけで仲良くなりお互いの家で遊ぶようになるが、それがエスカレートして洋平の提案で秘密の遊び「触り合い」を始めてしまうんですね。

その後疎遠になり社会人になり、潤が洋平の部屋の隣に偶然引っ越して再会。

潤にとっては秘密の遊びはきっかけに過ぎず、洋平は初恋の人。
洋平に彼女がいると知り、秘密の遊びは黒歴史だったのかなと思いつつ、また好きになるのをとめられない。

洋平にとって潤は目を背けたい過去。

潤が自分はゲイで洋平のことが好きだと告白し振られて、落ち込むところは切なかったりするけど、ふたりの会話やモノローグのテンポが良くて、切なく成り過ぎないところが良さかな。

友達として交流するなかで、気持ちの揺らぎがあったり。

それでも考えて、感じて、答えを出してくふたり。

お互い好きだとわかったからって、今まで自分の気持ちを認められなかった洋平がすんなり受け入れられるわけもなく、もうひと壁あるのですが、ほんとの気持ちはゆっくり考えて出るものではなく、切羽詰まった時にあふれ出るものなんだね。

ストーリーも楽しかったですが、潤のネコみたいなくりっとした目がかわいくて好きでした。

あと、ちょいちょい潤がストレートに言い過ぎてるときの二人の会話のやりとりが面白い。

潤のノリに真面目な洋平は救われるのでしょうね。




6 6月

「俺の人魚姫」雪居ゆき

先日、6月購入予定の記事を書いていた時に、こちらもちょっと話に触れました。

雪居ゆき先生の「俺の人魚姫」です。原作はARUKU先生。






切ない系のロマンティックストーリーなんですが、なんでかハマるんですよね。

城之内悠馬は、文具メーカー創業一家の次男でイケメン、横柄、遊び好き、何の苦労もなく常務役員に収まって苦労知らずの金持ちのボンボン。

杜松道雄は、身内もおらず、あばら家のような古い家で一人暮らし、悠馬の会社の工場でライン業務についているが、吃音で人としゃべることが苦手でおとなしく、いつもひとりぼっち。

ほんとに対照的なふたりだし、おとぎ話の王子様と貧乏な町娘そのもの。

悠馬の家と道雄の家は隣接していて、子供のころにいじめられてた道雄は一度悠馬に助けられて優しくしてもらってから、ずっと悠馬のことが好きなんですよね。

でも、何もかもが違い過ぎるし、すれ違っても話しかけられない道雄がけなげすぎる。

悠馬の会社で労働者のストが起きて、そのいざこざで悠馬がケガをし失明の危機にさらされてしまうんですが、この事件が悠馬と道雄を引き合わせるきっかけになるんだけど、ここから出てくる沙織がゲスいのなんのって。

表向きは、悠馬のことが昔から好きで、ケガをしたと聞き献身的に世話をしてくれるんですけどね。

自分にアプローチしてくる男に気のあるそぶりをして言うことを聞かせたりとか、清楚で可憐なお嬢様のふりをしているけど、遊びまくってるとか。

ここでも、沙織と道雄の対照的な面がクローズアップされてます。

入院中の悠馬のもとを訪れて優しく寄り添ったり、自暴自棄になって病院を抜け出した悠馬を支えたり、本当の意味で悠馬の心の支えになっていっているのに。

悠馬も道雄が心の支えになっていることは心の底でわかっているのに、男同士だからどうにもならないと、沙織からも外堀を埋められ婚約までいっちゃうし。

そこで悠馬の友人の柏原が道雄の存在に気付いてアプローチかけちゃうんですよね。

柏原は悠馬とどれくらいの仲なんでしょう。

道雄が自分を受け入れてくれるなら、悠馬とはもう会わなくてもいいとか、軽薄がモットーなのに道雄に本気になってしまうところが、道雄の純粋さとかけなげさとかを引き立たせてます。

これはネタバレですが、

ここまですれ違った悠馬と道雄のラストはハッピーエンドです。

沙織のやり過ぎが結果すべて露呈したことになりますが、悠馬もぎりぎりのところで気付けてよかったですよ。

沙織と結婚していたら、その先後悔しか待ってないですから。

ラストはふたりの気持ちが通じたというだけで、まだまだ乗り越える壁はたくさんありそうですが、道雄の幸せな笑顔が見られただけで満足です。

そんな「俺の人魚姫」ですが、
電子書籍だと【電子限定描き下ろし】が付いてました。
こちらは紙本で買っているので、描き下ろしがなんなのかめちゃめちゃ気になります!




俺の人魚姫【電子限定かきおろし付】 作者名 :雪居ゆき / ARUKU

ほんの一コマでもふたりのその先が垣間見れるなら読みたい!と思っちゃったので、その内クーポン使って買っていると思います。

道雄の幸せな顔がまた見れたら嬉しいな。と思うくらい、この1冊はお気に入りなんですよ。



4 6月

6月の購入予定

すでに6月に突入して久しいですが、購入予定のコミックスをリストアップしておきます。




主人公の柏原は、既刊「俺の人魚姫」で主人公の悠馬の友人として出てきた人物でした。
その中では軽薄で遊び人だけど悠馬を一途に想い続ける道雄に本気になってしまい、アプローチするも振られそれでも道雄の幸せを願う良い人でした。

今回は裏稼業で別れさせ屋をしていて、そのターゲットに本気になってしまい・・・というストーリーのようで、「俺の人魚姫」で柏原がお気に入りのキャラだったので、今作も期待してます。





こちらは長らく加賀さんと金沢先生のターンが続いておりますが、5巻ではやっとお互いの気持ちを確かめ合うことができ、ふたりが完全に結ばれるまであと一歩まできてます。
前巻のあとがきで高久先生が「次巻こそハッピーエンドをキメます!!!」と書いてらっしゃいますので、どんな展開になっているのか楽しみです。








村上先生がTwitterで、「ここ2作は豚骨ラーメンにパクチー乗せたみたいなクセがすごい本でしたが、これはおかゆのようなやさし~~いBL漫画です」とつぶやいています。
攻撃力ゼロとのことですが、そういうほのぼの系も好きなのでこちらも楽しみです。




木嶋くんシリーズの昴お兄さん編ですね。テンポがよくて楽しく読めるので、シリーズでずっと読んでます。
前作の「木嶋兄が狙われています。」で兄の光星と光星をずっと好きだった雪生の気持ちがちょっとだけ繋がったところで終わっていたので、今回はふたりの関係がどこまで進むのでしょうか。
立花と昴、修哉と豪のいちゃいちゃもあったら嬉しいなぁ。

今月はこの4冊は購入決定で、あとは新刊情報を見ながら気になったものを追加していく予定です。

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