村上キャンプ先生の最新作「中野の成島さんとふみくん」です。

発売前に村上先生自ら「おかゆのような~」と言っていたように、優しくてゆる~い感じのストーリーでした。

大人な成島さんと初心なふみくんの優しい恋の話です。



「中野の成島さんとふみくん」著者:村上キャンプ


中野とは、ふみくんがバイトしてるお店がある場所です。成島さんはエリアマネージャーさん。

レトロなおもちゃやレアものグッズを扱うお店で、ふたりはそこで出会い恋をしていきます。

昔恋愛で傷ついたことがあって、その時のトラウマで成島さんのような大人な男性が苦手なふみくんですが、成島さんは自分に自信のないふみくんをゆっくりゆっくり導いていくんですよね。

ふみくんもそんな自分が情けないとわかっているから、ただ成島さんに導かれるだけでなく自分でも頑張って一歩ずつ乗り越えていこうとしてる。

そんなふたりのやりとりがほのぼのとしていてかわいいんですよ。

なぜこのお店が舞台なのかもちゃんとラストに繋がっていて、
誰が認めなくても自分にとって大切なものなら価値がある。それは一生モノの出会いだよとなるんですよね。

そして結構、積極的なふみくん。

素直にしたいことを言えるのは、お互いの気持ちに自信と安心を持ててるから。

疲れた時に読むとほっとできて癒される系もお話でした。